[子どもが一泊で変わる!地域ぐるみで、安心・安全の民泊の実現へ|宮古島市のグリーン・ツーリズムの概要]
子どもが一泊で変わる!
地域ぐるみで、安心・安全の民泊の実現へ
やんちゃな子ほど変わる
宮古島の農家のお父さん・お母さんの得意技は、民泊した子みんなを元気にすること!突っ張ってる、カッコつけてる、カドがある、、、そんな子たちが、一日でも農家にいるだけで、素直になります。どれだけ深いつながりになったかは、離島式でわかります。寄せ書きの色紙やTシャツをお父さん・お母さんにプレゼントしてくれたり、涙ながらに抱きついきたり。「いつでも帰っておいで」が別れの言葉です。
「愛情の薬」の秘密
子どもの変化に驚く先生も少なくありません。「なぜ変わるんですか」と聞かれることもあります。「愛情の薬を飲ませている」と冗談で答えていますが、本当は、本気で関わるから、だと思っています。 農家は「家族」として子どもたちを受け入れるので、叱るべきときには叱ります。呼び捨てにします。もちろん、色メガネで見ない。「家族」だから本気。お客さん扱いをしたら民泊の意味がありません。 そういうことに、驚く子どもも少なくないですが、子どもたちは叱られる理由がわかればついてくるものです。 それだけ、日常の生活で叱る人が周りにいなかったり、責任を問われてしまうので、先生でも叱らない人が多くなっているのかもしれません。 だから、宮古島での民泊は、彼らにとってとても新鮮な体験になっているのだと思います。 民泊は、子どもたちが自分を見つめ直す機会です。農業体験と農家との交流は、そのきっかけです。普段の生活と全く違う環境と経験から、彼らは自分と向き合う経験をしているのだと思います。 学校側も民泊の意義を理解して取り組んで欲しいと思います。
農家は柔軟に、どんな子でも受け入れる
農家は、入島式で子どもたちを受入れてから、車で家に向かう20分の中で、子どもたちのこころの状態を把握します。その上で、どんなメニューを提供するかを決めていきます。 多くの子どもたちを受入れてきたから、農家はある意味プロフェッショナル、非常にうまく子どもたちと接します。 もちろん、子どもたちは学校によっても学年によっても違うし、一人ひとり全く違います。農家は、そのことを十分に理解しています。だから、どんな子どもでも柔軟に受入れることができます。
安心・安全・バリアフリー
宮古島のグリーン・ツーリズムは、まず安心・安全が基本だと考えています。 農家も、講習会・研修会などを通じて積極的に学んでおり、意識を高める活動を常にしています。 また、何らかの事情で修学旅行を諦めている子どもたちにも、ぜひ来てほしいことから、施設のバリアフリー対応も少しずつ進めていきます。 どんな子どもにとっても、自分を見つめ直すことができる機会を、宮古島は提供していきたいと考えています。
紹介動画
宮古島市のグリーン・ツーリズムの概要
受入時期 | 通年 | ||
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最小受入人数 | 2人 | 最大受入人数 | 200人 |
受入種別 | 修学旅行(小・中・高)、企業研修、家族、個人 | ||
主な体験 | さとうきびの収穫、サーターアンタギーづくりほか | ||
雨天の場合の体験 |
お問合せ
団体名 | 合同会社 宮古島さるかの里 |
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所在地 | 沖縄県宮古島市城辺字友利149-18 |
電話/FAX | 0980-77-7691 / 0980-77-7692 |
Web | http://www.ggt-sarukanokai.jp |