[伊江島ファンになり、家族になり、いつか住んで欲しい|伊江島のグリーン・ツーリズムの概要]
伊江島ファンになり、家族になり、
いつか住んで欲しい
島全部が家族です
伊江島では、島全体がひとつの家族のように民泊のお客様を迎えます。
ある家に子どもたちが宿泊していれば、その子達に食べさせようと近所の方々がトマトやじゃがいもを持ってくる。知らない子であっても、迷子になっていれば案内するし、怪我をしていれば病院に連れて行きます。そういうことに、子どもたちは驚きます。
修学旅行のフェリーが出るとき、民家からは「行ってらっしゃい」というようにしています。いつでも帰ってこれるように、というメッセージです。子どもたちは「行ってきます」と答えてくれます。
その船が出るときに、汽笛を鳴らします。一般のフェリーでは鳴らしません。子どもたちの出発の船だけ鳴らします。これによって、島の人みんなが「ああ、子どもたちのがまた出発していくんだな」と思うのです。
伊江島には高校も大学もありません。多くの子どもたちは15歳で島を離れ、親元を離れて進学することになります。そのため、伊江島の民家の多くは、いまの高校生が何に悩み、何を考えているのかを知る機会がほとんどありません。
民泊をすることによって、島の人たちが新しい文化に触れることができます。それを伊江島の民家は楽しんで、喜んで受け入れています。
ぜひ伊江島に住んでほしい
民泊は、伊江島にとってサービスのゴールではありません。
民泊によって、伊江島の自然の素晴らしさ、人々の魅力を知ってもらい「伊江島に住みたい」と思ってくれる人を少しでも増やしていきたいと思っています。
東京や北海道、東北から、環境も生活も違う人たちが、たくさん来てくれれば、刺激し合って新しいものが生まれると思います。島の中ではわからない、出身地域ならではの知識や経験、アイデアがあるはずで、を吸収して、これからの伊江島づくりに活かしていきたい、伊江島にきたらどういったものができるのか、とても楽しみにしています。一緒に、次の世代の伊江島づくりに参加してほしいと思っています。
実際に民泊経験をした方で、後年移住してきた方がいます。はじめは漁師になりたいと行って来ましたが、ダイビングのライセンスをとって、いまはダイビングショップをしています。
お年寄りでも構いません。永住でなくて、1、2ヶ月とかでもいい。「伊江島に住みたい」と思ってくれる人がいることが大切なんです。
このことは外国人に対しても同じです。
中国、韓国をはじめ、さまざまな外国人が伊江島を訪れるようになっています。海外から住み着いてくれる人がいれば、その人が言葉の問題をクリアしてくれます。
実際に韓国からも住みついた人がいます。韓国語がわかる人がいるから、ら韓国からの民泊を受け入れやすくなす。
やがて、国際色豊かな村になったら、その子どもたちを親の国に行かせて、両方の地域について学ぶ機会になります。他の地域にはない、国際感覚豊かな地域になるのではないでしょうか。
近く、本部港に海外のクルーズ船が来ることにもなっていて、そこからどうやって伊江島に来てもらうか、さらにいつか伊江島に住みたいという人に結びつけていくか。次の大きな課題だと思っています。
住居や仕事は、役場と観光協会が協力して提供していきます。
現在、その体制づくりに取り組んでいます。
紹介動画
伊江村のグリーン・ツーリズムの概要
受入時期 | 通年 | ||
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最小受入人数 | 2人 | 最大受入人数 | 200人 |
受入種別 | 修学旅行(小・中・高)、企業研修、家族、個人 | ||
主な体験 | 電照菊の収穫、畜産体験、サーターアンタギーづくりほか | ||
雨天の場合の体験 |
お問合せ
団体名 | 伊江島観光協会 |
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所在地 | 沖縄県伊江村川平519-3 |
電話/FAX | 0980-49-3539・3555 / 0980-49-5668 |
Web | https://iejima.okinawa/ |