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東村

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[生の大自然の中で「家族」になる東村のグリーン・ツーリズムの概要]

生の大自然の中で「家族」になる


ありのままの大自然を体感する

東村はやんばる(山原・沖縄本島北部)にある、総人口2000人弱の小さな村。面積の7割以上は森林に覆われる、県内でももっとも自然の豊かな場所のひとつです。海、森、川があり、県内では珍しく多様な自然が楽しめる場所でもあります。
ヤンバルクイナ、ノグチゲラをはじめ、世界的にも貴重な動植物が生息し、特に慶佐次湾のヒルギ林は沖縄本島には珍しい広大なマングローブ林で、国の天然記念物指定されています。
近い将来、世界自然遺産登録も目指しています。

逆に、都会では当たり前にあるものがありません。
コンビニは0件、信号はひとつ。村の真ん中を縦断する国道は1本で、車の通りもまばら。夜は、風と森の音しかせず、空には満点の星空が広がります。
また、共同売店、さしみ屋、昔ながらの弁当屋など、沖縄の昔ながらの文化も色濃く残っています。

村の主要作物はパイナップル。山間には、広々とパイナップル畑が広がっています。

 

民泊経験によって、農家も成長して来た

農家での民泊体験は、農家にとっても特別なものです。
家に、外の人を迎え入れることで、夫婦や家族の間でもさまざまな発見があるといいます。
以前、受入農家が当日の朝に夫婦喧嘩をしてしまったことがありました。それを、宿泊したこどもたちは敏感に感じ取っていました。夫婦は、こどもたちに変な気を使わせてしまったと、深く反省。以来、夫婦仲がよくなったと本人たちは語っています。

また、民家の日常の食事が美味しくなったといいます。これまで家族しか食べなかった食事を、民泊利用者も食べるようになったため、料理教室や受入農家同士での情報交換を積極的に行うようになりました。
ほとんどの民泊利用者が、「何を食べても美味しかった」といってもらえるようになりました。
民泊によって、実は農家も成長して来たのです。

その結果、東村の農家は、大切なのことは「家族」になることだと知っています。
「家族」だから、無理せず、飾らず、ダイレクトに自分の思いを伝える。叱ることもあるし、くだらないことをいって笑うこともあります。自分の人生経験を語ることもあります。そして常に愛情をもって接する。
その結果、農家自身も楽しみ、感動し、日々の生活が豊かなものにしています。自分達だけの日常では感じられない、都会から来た「家族」とのひとときは、農家にとっても他では得られない刺激的な体験なのです。

 

ワクワクしてほしい、ワクワクしたい

民泊の経験は、ひとつとして同じものはありません。一軒一軒違いますし、その日その日で、体験できることも異なります。だから、たった一夜だとしても、それは一生に一度の貴重な体験です。
これまでたくさんの「家族」を受け入れて来た東村の農家は、そのことをよく知っています。だから、そのひと時を精一杯ワクワクしてもらうために、農家自身もその体験を楽しみたいと考えています。

 

東村のグリーン・ツーリズムの概要

受入時期 通年
最小受入人数 2人 最大受入人数 200人
受入種別 修学旅行(小・中・高)、企業研修、家族、個人
主な体験 パイナップルの収穫、慶佐次ヒルギ林の見学・カヤック体験、サーターアンタギーづくりほか
雨天の場合の体験

お問合せ

団体名 東村観光推進協議会
所在地 沖縄県国頭郡東村慶佐次54-1
電話/FAX 0980-51-2433 / 0980-51-2423
Web http://www.higashi-kanko.jp
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